Who goes slowly goes far.

育児日記(と愚痴)です

治りません。

先日、子が普段お世話になっている小児科(発達専門)の先生が講師をされる講演会にたまたま行く機会がありまして、発達障害についてのお話を小一時間聞いてきました。

療育でお世話になっているNPO団体が主催だったので、いつもの療育と同じ先生たちに子供を預かってもらい、子供のいる隣の部屋でお話を聞けたので安心でした。

いやー本当にありがたい。

 

主治医の先生、夫は「ちょっと冷たい」と感じるみたいだけど、

私は聞いたことにスパッと答えてもらえて、ウェット過ぎずドライ過ぎず、すごく信頼出来る先生だと思ってます。

話の内容も基本的なことでわかりやすかったです。

やはり本やネットで読み漁るのとは全然違いますね。

 

質疑応答の時間は、何気ないこと、例えばスーパーで一緒に買い物するのが難しいとか数字が好き過ぎて駐車場からなかなか動けないとかそんな微笑ましい(いや、悩ましいんですけどね…)話から、服薬のこととかヘビーなものまで、時間の許す限り色々な質問が出たんだけど、その中で私は

 

 

「あの、うちの子供の自閉症は治るんですか?」

 

 

という質問に、心の中でウッと詰まってしまいました。

先生の答えは

 

 

「治る、というか、治そうと思わない方が良い。

無理やり、治すぞ!治さなきゃ!とやると、親も子も辛くなってしまうから。

それよりも、どうやったらその子が生きやすいのか、それを考えてあげる方が良い。

自閉症は病気じゃないので、治りません。」

 

 

とのことでした。

それは、まぁ、教科書的な回答なのかもしれないけど真実だと思うし、納得できた。

でも、辛いなぁ…とも思う。

たまたまそれが最後の質問だったので、あーそっかー、治らないんだなぁ…。

と、その回答がしばらく頭を巡っていました。

 

1時間の講演中に、泣いてしまってどうしようもない子が何人か託児室から運ばれてきたり親が呼ばれたりもしていて、あーうちの子も来るだろうなと思っていたんだけど、結局最後まで来ませんでした。

講演会後、託児室という名のだだっ広い部屋に子を迎えに行くと、

先生が療育の日みたいに帰りの会をやってくださったそうで、

「ちゃんとお座りして、皆でお歌を聞いて、さようならの挨拶をしたんですよ〜!」

と子供が一番懐いている先生が教えてくれて、子供は私の顔を見た途端にパッと駆け寄ってきたので、思わずぎゅーっとして、ちょっと涙出そうになりました。

障がい児でも定型発達児でも、我が子が可愛いことは変わりないんだな。

 

発達に関する本や当事者さん・親御さんのブログなんかを読んでいると、自分が子供の頃に感じていた生き辛さを思い出すことが結構あります。

例えば小学校の頃、紅白帽子のゴムが死ぬ程嫌で(ゴムが喉元に当たっている感じが息苦しくて苦手だった)、でもゴムをしないとめちゃくちゃ怒る先生だったのでこっそりゴムを伸ばして首に当たらない様にしたり、していました。

伸ばしすぎると母親が付け替えちゃうので、そりゃもう絶妙に伸ばす、という無駄な努力をしていました。1年間。

進級して担任が変わったら、走る時ちゃんとつけてれば良い、みたいなルールになったのであっさり克服しました。

あと、未だにある特定のシーツじゃないと、足に当たる肌触りが気持ち悪くてうまく寝付けなくて、泊まりの行事とか結構辛かったり。

これってよく言われるこだわりとか、感覚過敏なのかなぁ。

大人になって好きなものを好きに買える今、私はものすごく肌触りにうるさいです。

あまり偉そうに言えませんが、食べ物の好き嫌いが結構あります。

もちろん、空気も読めません…友達少ないし…。

 

なんか内容が散漫になってしまった。

私は一応今こうして大人になってなんとかやっている訳で、子供の将来だって絶望する必要はない。

発達障害が治らなくたって、きっと大丈夫。なんとかなる。

なんとかするために今出来ることをやっているんだから。

 

 頭じゃわかっているのですが、ネガティブとポジティブを行ったり来たりする毎日です。

おわる